2020年03月28日

春めく空と銀の鬼

久しぶりに投稿します💦


最近、コロナウイルスで軒並みイベントや公演の自粛が呼びかけている中ですが、我々は前向きに稽古を続けております。

新作「春めく空と銀の鬼」

村に住む娘「小夜」(さよ)が、山に住まう1人の銀髪の鬼と出逢う、ラブandコメディな作品。

ローグらしい、笑いに走ったはじけっぷりと心温まるハートフルなテイストが混じった内容になってます。

全員和装で、特に私は普段着てない着物に四苦八苦してたら、みんなで着替えを手伝ってもらって何か王様気分でした(笑)

いや、ちゃんと自主練しよう💦💦


4月25日に広島市内のケアセンターで上演予定ですが、この自粛ムードが続けば断念せざる得ないのかな、とも思っています。


ただ同時に、こんな時だからこそ私たちの演劇を通じて元気をお届けできれば、、と思う所もあり、何らかの形で上演を!と一同心をひとつにして本作の完成に向けて稽古に取り組んでいます。


稽古場の換気をする事や稽古回数を必要最低限にする、体調不良者は参加させないよう促すなど、出来うる限りの自衛はしつつやる事やる感じです。逆に言うとそれくらいの事しか出来ないです。


寒い冬が終わり、暖かい春を迎えようとしている季節で、皆さんの顔が心が曇るばかりのこんなご時世。


何か楽しい事したいし、発信したい。
今やる理由ってそれで十分じゃないですかね。


前向きに元気よくやっていきたいと思っています!!新作上演を信じたいです✩.*˚

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2019年12月28日

デイケア大忘年会

遅ればせながら、2019年最後まで客演やってきました!

広島市内で活動されている、劇団小豆組さんの紹介でデイケアさんの大忘年会で上演する水戸黄門のパロディ作品に客演で参加させて頂きました✩.*˚

劇団小豆組さんは殺陣芝居と言えば小豆組!(こまめです!あずきじゃないよ!)と言わしめる広島の老舗劇団の一つ。ローグもかなーりお世話になっておりまして、殺陣指導、音響スタッフ、舞監などなど、うちの公演をかなりサポートして下さった御恩のある団体です。

自団体の本公演のみならず、学校での寸劇披露、忍者ワークショップ、絵本リーディングなど、精力的に行っています。

デイケアの大忘年会って事でお集まりなったのは、なんと御年寄り約200名!会場も披露宴会場みたいな所で、客席にズラリと並ぶ丸テーブル。豪華なお食事の後で、ゆるりと我々の芝居をご覧頂くという流れ。

あっしは、風車の弥七役でちょっとだけ参加✩.*˚
久しぶりにお年寄りの前で舞台に立てて楽しくやれました!

公演後にはテーブルごとの写真撮影。
お年寄り方の元気なお姿、笑って下さる顔が何より嬉しかった!


また今まで何となく〜知っていた、舞台で拝見した事のある共演陣とも初めて関わる事ができました!またご縁があるといいなあ〜(*´ω`*)


良い刺激を受けました!!
ローグも老人ホームやデイケアなどの演劇公演をやってます!

いよいよ新作も出来つつありますので、こうご期待✩.*˚

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2019年11月19日

終幕!舞台「オーバチュア」

主宰、坂田が客演させて頂きました、山口県の演劇ユニット「Unaduki Colony」主催、舞台「オーバチュア」が無事終わりました!

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山口と広島の役者がコラボし、またフルートと尺八の演奏者お二人を招いて音楽と演劇がコラボする挑戦的な試み。

登場人物は新聞記者のセオ、コハクサーカス一座のスターである空中ブランコ乗りのイチジョウ、猛獣使いのトモエの3人。

物語は、セオが書いた記事に関して上司に説教垂れられる所からスタート。熱意があるものの記者として伝えたい事が紙面に載せられないジレンマを抱え、モヤモヤする日々。

そんな折、同僚から息抜きにと1枚のチケットを受け取る。サーカスのチケットを。
これがセオとサーカスの2人と出逢いをもたらすきっかけとなる。

ブランコ乗りのイチジョウはコハクサーカスのスターとして人気があった。だが、演技中の自己で落下、骨折だけで済んだが、気持ちには癒える事のない傷を負ってしまう。

猛獣使いのトモエは、相棒だった虎のアンバールを失う。最も信頼していた友の死から、なかなか立ち直れずにいた。

セオは取材を通じて、華やかな舞台の裏側にある一人の人間である姿を目の当たりにしていった。

イチジョウはスターであり続ける苦悩、事故の恐怖から大技へのチャレンジを敢えてせずに無難な技でやり過ごす事への葛藤。
トモエは相棒の死を言い訳に、新たな相棒である二匹のクマを迎えても、自身には何も出来ない、何もないと呟く。

お互いやり場のない憤りや悔しさ、哀しさ、心細さが溢れ、ぶつかり合いになる。

「昔の栄光を振りかざして干からびていくばかりですね。」
「トラが死んだせいにすんなよ!」

そんな二人を見つめるセオ。

やがてセオは2人の再帰を願い、記者としてそれを後押ししたいと奮起した。

しかし、セオはまたもや辛辣な上司の言葉を浴びる事になる。議員のスキャンダルを取り上げる為、サーカスの特集は後回しだと告げられる。憤慨し、必死の説得をするも、舞い込んだ特ダネこそが社会が必要な情報であり、芸術や文化は二の次、曲芸やファンファーレが何の役に立つとけんもほろろに突っぱねられる。

物語の終盤。トモエの復活ショーが、イチジョウの三回転宙返りが書かれた号外が舞う。同僚の記者による活版印刷所の手作り新聞によるものだった。思わぬ形だがセオの思いはイチジョウやトモエに、届いた。

オーバチュア、演奏の序曲とタイトルがあるように、3人それぞれの新たな1歩を踏み出した序曲が奏でられ、サーカスの幕が今宵も上がる。


いやあ短いながら色んな事が詰まった作品です。

テレビなんかもそうですが、本当に大事な事よりも流行りや瞬間的な盛り上がりに目が行きがちなメディアのあり方についても思う事が書かれてたと思うし、芸術文化の必要性や在り方についてもそこはかとなく訴求された作品でもありました。


また華やかな舞台の影にある人間の姿。
スーパーマンじゃない、一人の人として、悩むし、傷つくし、葛藤もする。一個人を神格化する事への警鐘とも見ようによってはとらえる事も。
表現者としての理想と現実みたいなのも描かれていて、最後には希望が垣間見える。暖かい話です。

人間として、本気で葛藤し、もがくイチジョウを表現する事に今回は役を頂きながら1番意識して取り組みました。

アンケートや個人的にお返事頂いた時にそれが確かに伝わったようで、安堵と歓喜でいっぱいになりました🌟

私自身も演劇ってなんて非効率的な営みなんだろうって時々考えます。

でも理屈じゃ推し量れない、力があります。
勇気を与えてくれたり、一考させられたり、愛に溢れていたり…

効率的で便利なものが全てじゃない。
だからこそ演劇が音楽が今尚廃れない理由なんだと私は思います。

また、演劇の方が音楽に、音楽の方が演劇に、相互に作用し合い、客層もそうなっていたので、このセッションは意義ある事だと思いますし、携われて感謝でした!

まあ、色々と理屈並べましたが、

鳴り響く拍手と歓声、そうこれが…これが好きだったんだ!

劇中のイチジョウのラストのセリフ。
カーテンコールの拍手で久々に涙出そうになりました(๑ ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ ๑)

こういうのがあるから続ける事ができる。
やめられない(笑)

広島にわざわざ山口からやってきて、何処の馬の骨とも知らぬ奴らと組んで一旗あげようって凄いモチベーションですよね!しかも生演奏とのコラボ!感心させられましたね✩.*˚


また新しい形や可能性が提示出来たんじゃないですかね。色んな拡がりがもっと出来て、広島、山口の演劇が活性化されたらと思います。


この非効率的な熱苦しい営みが、少なからず誰かの心に寄り添っていくものと信じていきたいです。

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2019年11月18日

子ども会演劇2019「かざぐるまと夏の夢」

11月、芸術の秋、毎年恒例の大芝学区子ども会演劇。

原案がうちの副代表であり、奥様であるかこさん。演出が主宰である私と、これもお馴染みの構図。

「かざぐるまと夏の夢」
主人公の夢子が今は古く忘れ去られたようにひっそりと佇む神社で遊んでた時に見つけた風車。
何気に回すと神様の使いであるキツネ達と出会い、かつて賑わいのあった縁日のお祭りを復活して欲しいとお願いされる。
商店街の人達に協力を依頼するも、今は寂れて客足さっぱりの状態でそんな余裕はないと一蹴される。
「古いものはみんな忘れられてしまうの?古いものはみんな捨てられてしまうの?」
落胆する夢子。そんな折、学校の先生やクラスメイトらとの話の中でSNSを活用して町を盛り上げ、お祭り復活を目指す作戦に打って出る。
あれよあれよと拡散されて、商店街もかつての様な賑わいを取り戻し、そのお陰でお祭りを復活させる事に成功。神様の国へ去らなくてはならないキツネ達の願いが最後に成就する。また、夢子達の小学校最後の夏休みも終わりを告げる。
数年後、神社はなくなり、商店街も閉じてしまう。古いものはなくなり、新しいものにうつり変わって行くが、今でも狐が祀られた小さな祠に風車が供えられている。

…そんなお話。
新しいものばかりに目が映るんじゃなくて、古いものを見直したり、大切にする事。また、新しいものと古いものの融合により、また、違う形を生み出す事ができる。そんな想いというか、歳を重ねるに従って、願いにも近いのかも💦

子ども達の熱演により、見事最優秀賞を受賞しました🌟子ども達だけでなく、保護者の協力もありまして、立派な鳥居も作って頂きました!毎度の事ながら全面的な協力に敬服致します<(_ _)>

それと卒業生のOG、OBが時々稽古場に来てくれて助けてくれて、良い文化が根付きつつあるなあ、と感心しました!😭


「風車が回ればまた、思い出せるから」
劇中最後、主人公夢子のセリフなんですが、今年で卒業する子どもらや、集ってきてくれる卒業生達にも私ならではの送る言葉でもあったんです。


演劇みたいに、非効率的で、アナログな事は大きな時代の動きの中では古いものかも知れません。ですが、確かに必要なものだし、大切にしたい、そう思います。

子ども会演劇も今年で40周年。
で、大芝学区子ども会の指導に携わってから10年目でもあります🎶

我ながらよく続けてるなあと思います。


演劇を通じて地域社会に貢献を。
ローグのモットーですが、続けていかねば何もなりません。

これからも頑張って続けていきたいと思います✩.*˚DB895CA7-61B8-4DE3-AC09-3439610B1701.jpg13053D4A-419C-4BD3-BE34-BC4448A3F708.jpg12D3F6D7-41A4-4F91-9736-F87CF0FA60D7.jpg75767A39-7220-4A1B-9F5F-0CF5FBB81E76.jpgE19AE59F-7FAF-4AC5-8D25-0994F34510FD.jpg



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2019年08月06日

広島×山口、演劇×音楽「オーバチュア」



代表の次回出演公演です!
有難い事に今年に入って色々な事にチャレンジさせて頂いてます✩.*˚

コント、県外公演、ガイダンス公演などなど経て、この度は広島と山口の役者達、そしてフルート、尺八奏者をお招きして音楽と演劇、それぞれがコラボする!

すでに楽しみで仕方がないです!

自団体での活動をおざなりにしている訳ではありません。。^^;一つ一つの経験を通じて、いち役者としてレベルアップしていく事で、自団体での公演に還元していきたいと考えています。


それを考えると非常に環境に恵まれてます。
新たな刺激が加わるのは実にいいです。

慣れて安定したフィールド、というのも悪くはないし、むしろ基盤として持つべき。

けど、成長には適度な刺激が必要です。
より良く変わり続けたい。

この度も、これから先も。


チケット予約は8月25日〜


皆様ぜひともお願いします<(_ _)>

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2019年07月27日

副代表、いざ参る!〜メンバー客演情報〜

うちの嫁さんが客演に出ます!見るからにエンターテインメント爆発な感じで楽しそう!チケットもお手頃価格!ただし内容はお値段以上かと✩.*˚毎回衣装に小道具、舞台美術を拘り抜いているので、そこもこの劇団さんの魅力の一つ。自団体とはまた違う嫁の雄姿をこっそり見届けようと思います(* 'ᵕ' )お時間ある方は是非どうぞ〜✩.*˚って自分が出るわけじゃないのに、つい熱が入っちゃったな( ˊᵕˋ ;)💦

劇團ぬるま湯 第拾弐回公演

『銀雪の足蹟 〜渡り巫女祈祷伝〜』

 

日時

2019年9月14日 土曜日 @18:30

2019年9月15日 日曜日 A12:30 B16:00

開場は開演の30分前です。

 

場所

広島市青少年センター 3階 第一集会室

(広島市中区基町5番61号)

駐車場は御座いませんので、お車でお越しの方は、有料駐車場をご利用ください。

 

料金

前売:700 当日:900

未就学児の入場は事前にご相談ください。


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2019年06月10日

進路ガイダンス公演後日譚

先日高校生向けの進路ガイダンス公演「教育戦士エデュケマン」に役者として参加して参りました!

誰しも通過したであろう、高校3年生。進路を決める時期。

今回の演目は息子、娘の将来について意見が対立しているとある夫婦の話。都会の一人暮らしか実家暮らしか、高卒でやりたい仕事に就職するか安定した仕事に就くために進学か、という議論から夫婦喧嘩が勃発。そこへちょっぴりお節介、ちょっぴり変なとんでもヒーローがやってきて様々なアドバイスをしてご家庭のトラブルを解決するという、コメディでした。


こうじゃないといけない、という論点ではない所がこの作品の良い所です。


劇中に観客である高校生から生の意見をもらうコーナーがあり、色々としっかりした意見を持っているなあという印象でした。


私も高校卒業後にとりあえず進学して、一人暮らしでした。芝居の中にもありましたが、実家暮らしの方が経済的負担は大きいです。しかも、私は私立大学だったのでなかなか親不孝者です(苦笑)


自分で何でもする中で自立心やタフさは身についた。後、親の有り難さを痛感しました☆。.:*・゜高校生の時まで実家にベッタリ、家事の手伝いするわけでもない、何となく当時の自分がこのままじゃダメだみたいなのがあったのかな。


これもどちらがどうではないですね、経済状況と自分の意思と親の理解に基づいて成り立った事ですしね。

また大学入ったものの、特に目標がありませんでした。半ば学校に行かなかった時期も。劇中では周りに流されて就職を決めた息子の話が展開されるのですが、私の場合、周りに流されて進学を決めた、とりあえず大学というタイプでした。


就職にしろ、進学にしろ、「何となく」ではなくて、目標を定める事の大事さはあると思います。しくじったからこそ言える事もあります。

こんな自分ではありますが、演劇というやりがいを見つけ、家族ができ、マイホームも得て、安定した仕事にも就いています。遠回りや道草も食ったり時間はかかりましたが。( ˊᵕˋ ;)💦


目標や夢がない、で諦めるのも勿体ないと思います。ただ新しい所に飛び込んでみる、思い切り環境を変えてみる、このままでいいのかなと言う疑問は持ち続ける、みたいな事から自分は道が見いだせた気がします。


ただやっぱり早い内に定まるにこした事はないです。高校生という大事な時期に、そんな事を考えるきっかけになってくれたらな〜と役者としては思います。


あと、自分にしっくりくるが1番です。
そんなにお芝居したいなら、プロ目指したら?
とか、逆に
仕事しながらが辛いなら、芝居やめたら?
あ、いや名誉の為にも言っておきますが妻に言われたとかじゃないですが、、


自分にとってしっくり来るのは演劇はすごい好きでやり甲斐はある、けど仕事にはしたくない、です。

つかず離れずの関係が12年団体を率いてきたモチベーションでもありました。


ネガティブに捉えて欲しくないですが、お分かり頂けますかねー、、なんかこの複雑な恋模様(笑)

〜すべき、べき論で物を言う人は周りに沢山います。演劇ってこうあるべき、だからこんなの演劇じゃない、みたいな。


しっくりくるか来ないかは判断の基準にあった方が良いし、これもありかな、あれも一つの方法だなと受け入れられる方がまあまあ幸せです。


長々と書きましたが、こんな事を考える事にもなり色々な意味で今回のオファーを頂いた事に感謝です!✩.*˚


計4回の稽古にはしびれましたが(爆)(*^^*)
まあ人間やれば何とかなるものです。
いや、何としても何とかするしかないという強固な意思ですね!( *˙ω˙*)و グッ!


学生の皆さんが、是非とも自分にとって「しっくりくる」道が開けますように…(-人-)

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2019年05月13日

白島気くばりシアター「劇団じいちゃん」

12日(日)令和最初の公演が無事終了しました!

白島気くばりシアター「劇団じいちゃん」

地域での高齢者見守り活動である「白島気くばりネット」が発足してからの5周年記念イベントで公演を行って参りました。

ホームである我がローグでの公演は、昨年4月の「BRAVE×KNIGHT」以来、1年ぶり。久しぶりでした!

主人公は元役者で一人暮らしのお爺ちゃんは。昔の自分が忘れられず歳を取った今でも家で日がな1日発声練習や台詞の練習に励む程。しかし近所づきあいが無かったので、周りからは急に大声出したり、1人で喋っている老人として映り「恐怖の劇団じいちゃん」などと呼ばれて敬遠されていた。そこで近所の小学生と出会う。両親が共働きで家で1人でいる事が多い子で、外に逃げたネコを探している最中だった。
お爺ちゃんがやっていたお芝居に大変な興味を示し、2人は歳の離れた友情が芽生えたのであった、、めでたしめでたし(笑)


事業である「白島気くばりネット」は、確かに普段から声かけをしたり、地域住民と高齢者との交流を元に見守って行こうと言うもの。

単なる見守り活動ではなく、交流を通して新たなものが生み出されるかも知れない、そんな可能性をこの事業には感じました。

世代を越えた交流や、異世代とふれあう事の良さがあると思います。高齢者は単に見守られる方々ではなく、色んな知識や経験があって、それを教えたり、生かせたならばやり甲斐も生まれてくる。。今作15分という短い3人芝居でしたが、そんな色々な事を込めさせて頂いた次第です。

白島気くばりネット、とても意義のある活動です。5周年、10周年、ずっと続いて欲しいですし、これが他の地域でも広がって欲しいですね。✩.*˚

一方のローグも演劇活動を始めて今年12年目。
10周年を越えて、15周年、20周年に向けて走り続けています。

意義のある活動として続けたい、いや、続けていかないと意味がないので、続けます!

年老いてもやっているんかなー、劇団じいちゃんみたいに形はどうあれイキイキとお芝居に携わりたいなー。自宅で朗読会とか(笑)

やり甲斐、生き甲斐が持てる事。
世代に関わらず大事な事ですね✩.*˚


写真撮影:  岡本  晃(Twitter  @kkkoou1)

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2019年04月26日

羽ばたいて参りました!

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主宰です。
県外公演!やり切って参りました!

山口市のクリエイティブスペース赤レンガと言う所で、1月にも公演を行いましたコントユニットらりーずさんの客演として参加!

今回は広島のらりーずさんと、山口市のコントユニット「イノナカ」さんとの合同公演。

イノナカさんのお二人も熱い志とこだわりを持たれている方々で、舞台袖から窺うのみでしたが、らりーずとはまた違うテイストのネタの数々で笑いを巻き起こしておりました。

一方のらりーず勢は1月公演のネタ数本をリニューアルして勝負!我々余所者の事なんか当然知らない人達を前にどうなる事かと思いましたが、有難い事に会場を笑いで包む事ができました!.。.:*・'(*°∇°*)'・*:.。.

ネタを精錬させる為の稽古を積んできたのもありますが、お客さんの暖かさ、ホームグラウンドであるイノナカさんが作り出す空気など色々相まって良い公演になったと思います。

アンケートにも、広島の演劇に興味を持った!とのご意見もチラホラ。ホントに感謝です!


そうそう、あのインプロ(即興コント)もやったんですよ!本番で初めて出会ったイノナカのお二人と、らりーずの4人が二手に分かれて3on3のバトル!1度は味わってるものの慣れるもんじゃないです。。が、個人的には1月よりは手応えを感じましたが、やっぱり難しいですね( ˊᵕˋ ;)💦

いやー見知らぬ土地で、見知らぬ人達の前でコントをご披露するなんて、なかなかない機会でした。とにかく沢山の刺激を受けました!


2度のコント公演を経て改めて感じさせられたのが、基本的な演技レベルが高くないと、笑いをとりにいくという段階に進み難いという事。


滑舌が悪くてボケの台詞が不明瞭とか、不用意な所作の不自然さに目が行くとかで、笑いが半減したり、、。

滑舌、自然な所作、表情、台詞回しの土壌がありながら、間であったり、緩急、瞬発力、と言った技術を兼ね備えて、それを高いテンションとゆとりを持って演じる。これだけの事をしなくてはならない!!これが出来て人を笑わせる事が出来る。技術の裏付けがないと出来ないわけです。


高い目標や厚い壁にぶつかってみるものです。
正に井の中の蛙、大海を知らず。されど空の高さを知る。
私もなんだかんだで10年以上お芝居に携わっておりますが、年数なんて何らの自慢にもならない。
どんな舞台をやって、どれだけお客さんの記憶に名を刻んできたか、それしかないのだと。

逆に言えばまだまだ伸びる、頑張れるって事。
まさにライフワーク。
地道に着実に、この果てのない度を楽しんで行こうと思います★

こぼれ話しですが、、
打ち上げの場で我々ローグの冠である、「演劇ボランティア」が、向こうのスタッフさんには、役者や小道具を貸し出すようなボランティアみたいに思われていて不思議そうな感じでしたが、活動内容をお伝えしたら、ご納得頂けました(笑)

役者貸し出す(笑)ある意味違ってはないですが。

さて、次は5月公演!
頑張ります!


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2019年03月31日

5月公演!

復帰第1弾と言うべきでしょうか?
別に活動休止したわけじゃありませんが。
毎年打っていた老人ホーム公演がなかったお陰で
かなり間が空いたような気もしまして( ˊᵕˋ ;)💦

5月に地域イベントのひと枠に演劇公演させて頂きます!

新作「劇団じいちゃん」

15分くらいの短篇で、3人芝居。

イベントの趣旨でもある、「白島気くばりネット」という、幟町包括支援センターの方々が中心となって行われている高齢者の見守り活動の啓発も兼ねたコメディです。


「事業のPRもしつつ、ローグさんならではの面白いもので御願いしまーす」


という難題でしたが、何とかご期待に添えたのではないでしょうか。。


昔役者をしていたお爺さんが、近所の少年と出会いを通じて心を通わし、何気ない事の大切さに気づいていく、というお話し。

4月〜稽古スタート!!

本番は5月12日(日)!
白島小学校体育館にて!


新元号一発目の芝居になるのか!これ!
なんかワクワクすっぞー(笑)


久しぶりのローグの公演!
頑張ります!


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posted by kouzou at 09:55| 演劇プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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