さる11月23日、今年も西区子ども会文化祭が開催されました!
例年同様、私坂田が大芝学区子ども会の演劇の演出、指導を担当しました。
結果は見事、最優秀賞!!
三年連続V3達成✩
ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ☆。.:*・゜
今回の演目は、
「ある日のぼくらのおとぎ話」
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臆病だけど心優しい男の子「ゆうき」
しっかり者で正義感の強い女の子「のぞみ」
わんぱくで元気いっぱいの男の子「まさる」
いつも仲良しの三人組。
ゆうきが図書室のすみっこで見つけた1冊の古びた本。そこに書かれていた謎めいた文章。
「おとぎの国はいつもアナタの心の中に」
おとぎの国なんかあったら、、、そんな3人の願いに応えるように、まばゆい光がほどばしる!
すると、自身をおとぎの国の使いと言う喋るネコが!それに導かれるがままに魔法の扉を通って3人はおとぎの国へ!
童話に出てくるお城や、お菓子の家、空高くそびえる豆の木などなど、、、絵本の世界に飛び込んだような、不思議で楽しい、ワンダーランドが3人の目の前に広がる!!
心で願う事は何でも叶う、この世界。
空を飛ぶことだって思うがまま。
女王様は言う「この世界では心で願ったことは何でもかなう。それは良いことでも悪い事でも。」
夢中になって遊ぶうちにあっという間に時間がたっていった。。ずっと好き放題遊んでいたいとワガママを言い出したまさる。
女王様の悪い予感は的中した。
まさるの悪い心は魔物を生み出し、おとぎの国そのものを乗っ取ろうとし始める。
そうはさせない!とのぞみの強い願いは正義の味方である、おとぎの国の英雄、桃太郎と金太郎を呼び出した!
おとぎの国を我がものにしようとするまさる
悪者を退治しようとするのぞみ
仲良しの友だち同士が争い合うのを目の当たりにしたゆうき。
「僕は、みんな仲良くしてほしい!!」
勇気をふりしぼって臆病な心を越えて、願うその優しい気持ちが、争いを止めた。
女王様はこう言った
「争いに正義も悪もありません。そこにあるのはかなしみだけです。その事を決して忘れないで下さい」
相手をやっつけるだけが正義じゃない、独りよがりでもいけない、相手を思いやること、分かり合うこと、大切な事を知って心の成長を果たした3人。
やがて大人になり、あれから魔法の扉は開かれる事はなかった。。
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世の中に蔓延る「争い」はこんなに簡単だったり、可愛らしいものじゃないのですが、、、
正義の名のもとに、悪を制する
そんな勧善懲悪では本当の意味での平和を生み出す事が出来ない、利己的な欲望、行き過ぎた正義、1歩踏み出せない弱さ、これらを乗り越えて、手を取り合っていく、そんなメッセージを込めた本作品。
一生懸命演じきってくれた子ども達、それを支えて下さった保護者の皆様に感謝です。(●´ω`●)
ただ気になるのが、今回この大芝学区含めて三学区しか発表の部のエントリーがなく。。
ひと昔前は、演劇する団体がもう一つか二つかあってしのぎを削ったものですが。。(遠い目)
西区の子ども会が、大芝学区の演技を見て「あんな感じのやりたいな〜」みたいになって盛り上がってくれたらと密かに思っています。
子ども達の可能性は無限大です。
だから練習もあまり手を抜きません。
ここまで出来るのか!と思う程、彼らには力があります。
周りの大人達が、取り巻く環境がいかに成長を促していけるのか、が重要なんだと思います。
一筋縄でいかない事に妥協なく取り組む
演劇の良さの一つですよね!
それが成長の糧になるのだと、私自身も実感を込めて感じています。
本当によく頑張ってくれました!!
来年もやるぞーーーッ!!
posted by kouzou at 15:15|
大芝子ども会演劇
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