団体としても個人としても演劇活動ならびに観劇も自粛した一年でした。
世の中的に落ち着いた時期に、感染防止に最大限努めながらかろうじての演劇活動を行って参りました。
ちょっと早いですが、行く年を振り返って
4月 2年ぶりのローグ新作「春めく空と銀の鬼」の公演中止を決断
7月 演劇集団ふらっとさんのYouTubeで見せるリモート朗読に出させて頂きました。
8月 Reading Notte内部試演会にて久々のリアル舞台に出演
11月 大芝学区子ども会演劇、私が演出、副代表のかこさんが音響を努めました。
少しでも携われた事に感謝でした✨
公演をやる、やらない
今はやらない、今だからやりたい
このせめぎ合いで私含め、演劇関係者、特に代表の方は厳しい決断を迫られてきたと思います。
演劇に限らずですが、「自粛」とか「控えて」とかジャッジしにくい…感情的にはアウトだと思いますが。
私どもローグとして、劇団としてどうするのか??
◎自主開催の公演は今の所やらない方向でいます。
◎団体、個人共に公演や舞台出演について、こちらから積極的な勧奨は当面しないです。
◎客演も自粛します。時期や環境にもよりますが、当面は難しいです。
◎あえて「活動休止」とは言いません。リモートとか、新しい形がいいなと思えばやるし、機会が到来すればいつでもやりたいですからね(笑)
その辺は、フワッとさせて下さい
結論、やる、やらないは自由だと思います。
ただ、我々は今はやめとく、を選んだに過ぎません。
理由としては、
まず、活動の特性上出来ないこと。
それならば一般向けにとも頭に過ぎりましたが、リスクが高い、集客も悪い、名より実を取りたい思考でやらない方がいいと判断しました。
また、リモートや映像配信も考えてはいるものの、やはりリアルな演劇にこだわりたい、というのはあります。
なので、暫くは引き続き世の中の情勢を静観して、時期を待ちます。ローグとしては当面の予定はありません。
正解はないし、選択しか出来ないと思います。
正しい、間違ってるとか、ないです。
どちらが褒められるとか、でもないです。
やるのも勇気ある一歩
退くのも勇気ある一歩
大丈夫。何もして来なかったわけじゃない。
どちらの一歩も、自身が持つ矜恃と世の中の情勢を客観的に判断する理性との間で、揺れ動き、葛藤する…それはあると思います。
だからこそ、本来のすべき事や方向性が見えてきます。
どちらを選んだにしろ、共通するのは、
覚悟を決めた
という事。
目に見える形が全てではなく、このプロセスは無駄じゃなかったと信じたいものです。
まだまだ先が見えず、分からない事も多いです。
事態は刻一刻と変わります。
それは良くも悪くも。
今は悪い方に転がるターンですが、急に良い方に転がるかも知れません。
気持ちはとにかく前向きに!