2020年12月25日

ゆく年くる年

いよいよ、ゆく年くる年の時期になりました。
団体としても個人としても演劇活動ならびに観劇も自粛した一年でした。


世の中的に落ち着いた時期に、感染防止に最大限努めながらかろうじての演劇活動を行って参りました。


ちょっと早いですが、行く年を振り返って


4月   2年ぶりのローグ新作「春めく空と銀の鬼」の公演中止を決断

7月   演劇集団ふらっとさんのYouTubeで見せるリモート朗読に出させて頂きました。

8月   Reading Notte内部試演会にて久々のリアル舞台に出演

11月  大芝学区子ども会演劇、私が演出、副代表のかこさんが音響を努めました。


少しでも携われた事に感謝でした✨

公演をやる、やらない
今はやらない、今だからやりたい

このせめぎ合いで私含め、演劇関係者、特に代表の方は厳しい決断を迫られてきたと思います。

演劇に限らずですが、「自粛」とか「控えて」とかジャッジしにくい…感情的にはアウトだと思いますが。


私どもローグとして、劇団としてどうするのか??

◎自主開催の公演は今の所やらない方向でいます。

◎団体、個人共に公演や舞台出演について、こちらから積極的な勧奨は当面しないです。

◎客演も自粛します。時期や環境にもよりますが、当面は難しいです。

◎あえて「活動休止」とは言いません。リモートとか、新しい形がいいなと思えばやるし、機会が到来すればいつでもやりたいですからね(笑)
その辺は、フワッとさせて下さい


結論、やる、やらないは自由だと思います。
ただ、我々は今はやめとく、を選んだに過ぎません。

理由としては、

まず、活動の特性上出来ないこと。

それならば一般向けにとも頭に過ぎりましたが、リスクが高い、集客も悪い、名より実を取りたい思考でやらない方がいいと判断しました。

また、リモートや映像配信も考えてはいるものの、やはりリアルな演劇にこだわりたい、というのはあります。

なので、暫くは引き続き世の中の情勢を静観して、時期を待ちます。ローグとしては当面の予定はありません。


正解はないし、選択しか出来ないと思います。
正しい、間違ってるとか、ないです。
どちらが褒められるとか、でもないです。

やるのも勇気ある一歩
退くのも勇気ある一歩

大丈夫。何もして来なかったわけじゃない。

どちらの一歩も、自身が持つ矜恃と世の中の情勢を客観的に判断する理性との間で、揺れ動き、葛藤する…それはあると思います。

だからこそ、本来のすべき事や方向性が見えてきます。

どちらを選んだにしろ、共通するのは、
覚悟を決めた
という事。

目に見える形が全てではなく、このプロセスは無駄じゃなかったと信じたいものです。


まだまだ先が見えず、分からない事も多いです。
事態は刻一刻と変わります。
それは良くも悪くも。

今は悪い方に転がるターンですが、急に良い方に転がるかも知れません。

気持ちはとにかく前向きに!


posted by kouzou at 06:44| その他(お知らせ等) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子ども会演劇無事終演!

もう早いものでもう年末。
この一年、まさかこんな世の中になるとは…

先月の事になりますが、子ども会演劇「ハロウィンのおくりもの🎃」は無事に終演しました!

今またコロナの影響で、広島県全体が感染拡大集中対策期間に入っており、11月に何とか幕が上がって、ホントによかったと思います。


二人の主人公、アオイとミドリの友情をテーマに、楽しいハロウィンを交えて描いた本作。

自分だけのハロウィンの世界に閉じこもっていくアオイにミドリが手を差し伸べ、暗い森に光が差す。今は離れて会えない二人は、忘れ難いあの日に想いを馳せる…

今だから届けたい作品を子ども達は熱演してくれました!見えない脅威に晒され、不安に覆われる昨今。こうして演劇が出来た事に希望を感じます。こんな時こそ見えない心の繋がりを大切にしたいものです。


また元の生活を取り戻す、その日を信じて。

※写真は11月21日  本番公演のものです
※保護者の方より写真掲載の許可を頂いております
撮影  Ko  Okamoto
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posted by kouzou at 05:34| 大芝子ども会演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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