2019年06月10日

進路ガイダンス公演後日譚

先日高校生向けの進路ガイダンス公演「教育戦士エデュケマン」に役者として参加して参りました!

誰しも通過したであろう、高校3年生。進路を決める時期。

今回の演目は息子、娘の将来について意見が対立しているとある夫婦の話。都会の一人暮らしか実家暮らしか、高卒でやりたい仕事に就職するか安定した仕事に就くために進学か、という議論から夫婦喧嘩が勃発。そこへちょっぴりお節介、ちょっぴり変なとんでもヒーローがやってきて様々なアドバイスをしてご家庭のトラブルを解決するという、コメディでした。


こうじゃないといけない、という論点ではない所がこの作品の良い所です。


劇中に観客である高校生から生の意見をもらうコーナーがあり、色々としっかりした意見を持っているなあという印象でした。


私も高校卒業後にとりあえず進学して、一人暮らしでした。芝居の中にもありましたが、実家暮らしの方が経済的負担は大きいです。しかも、私は私立大学だったのでなかなか親不孝者です(苦笑)


自分で何でもする中で自立心やタフさは身についた。後、親の有り難さを痛感しました☆。.:*・゜高校生の時まで実家にベッタリ、家事の手伝いするわけでもない、何となく当時の自分がこのままじゃダメだみたいなのがあったのかな。


これもどちらがどうではないですね、経済状況と自分の意思と親の理解に基づいて成り立った事ですしね。

また大学入ったものの、特に目標がありませんでした。半ば学校に行かなかった時期も。劇中では周りに流されて就職を決めた息子の話が展開されるのですが、私の場合、周りに流されて進学を決めた、とりあえず大学というタイプでした。


就職にしろ、進学にしろ、「何となく」ではなくて、目標を定める事の大事さはあると思います。しくじったからこそ言える事もあります。

こんな自分ではありますが、演劇というやりがいを見つけ、家族ができ、マイホームも得て、安定した仕事にも就いています。遠回りや道草も食ったり時間はかかりましたが。( ˊᵕˋ ;)💦


目標や夢がない、で諦めるのも勿体ないと思います。ただ新しい所に飛び込んでみる、思い切り環境を変えてみる、このままでいいのかなと言う疑問は持ち続ける、みたいな事から自分は道が見いだせた気がします。


ただやっぱり早い内に定まるにこした事はないです。高校生という大事な時期に、そんな事を考えるきっかけになってくれたらな〜と役者としては思います。


あと、自分にしっくりくるが1番です。
そんなにお芝居したいなら、プロ目指したら?
とか、逆に
仕事しながらが辛いなら、芝居やめたら?
あ、いや名誉の為にも言っておきますが妻に言われたとかじゃないですが、、


自分にとってしっくり来るのは演劇はすごい好きでやり甲斐はある、けど仕事にはしたくない、です。

つかず離れずの関係が12年団体を率いてきたモチベーションでもありました。


ネガティブに捉えて欲しくないですが、お分かり頂けますかねー、、なんかこの複雑な恋模様(笑)

〜すべき、べき論で物を言う人は周りに沢山います。演劇ってこうあるべき、だからこんなの演劇じゃない、みたいな。


しっくりくるか来ないかは判断の基準にあった方が良いし、これもありかな、あれも一つの方法だなと受け入れられる方がまあまあ幸せです。


長々と書きましたが、こんな事を考える事にもなり色々な意味で今回のオファーを頂いた事に感謝です!✩.*˚


計4回の稽古にはしびれましたが(爆)(*^^*)
まあ人間やれば何とかなるものです。
いや、何としても何とかするしかないという強固な意思ですね!( *˙ω˙*)و グッ!


学生の皆さんが、是非とも自分にとって「しっくりくる」道が開けますように…(-人-)

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posted by kouzou at 07:39| 演劇プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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